ユザワヤのディスタンス

昨日は歯医者さんの定期検診後、ユザワヤへ。この日曜日に新しいチャレンジ、その場でTシャツに絵を描くイベントがあるため原材料の調達に向かったのだ。

下りのエスカレータに乗っていると、下に思い詰めたような顔でこちらを一心に見上げている七歳ぐらいの女の子がいるのに気づいた。たまらず周囲を見回し、振り返ってもみたが私だけ。…え…努めて何食わぬ顔して降りかけると、その子が「上にあがりたいんですけどどうしたらいいんでしょうか!?」と聞いてきた。「反対側に上りがありますよ」とほっとして言いかけたら「一緒に行って下さい!」という。「ほら、ここを…」と方向を示しながら歩きかけたら「わかりました!有り難うございました!」と駆け出していった。

「しつけの行き届いた娘さんだわねぇ…」と見送りながら微笑んでしまったが、一抹の寂しさも感じた。

…そういえば私も下りのエスカレータを駆け上がった事があるわ!何かが間違っていると思いながら、でも火事場の馬鹿力で上に着いたことが…。泣いたりはしなかったよ。そういう子たまにいるよね!っていうか周囲にどうしたらいいか聞けば良かったね私たち!