ハー

大分遅くなって虫の郷から帰宅。高速の最寄り出口で検問があった。初めて!気分はガキの使いスペシャルの東幹久!興奮のあまり半笑いでウィンドウを下げる。若い警官が遠慮がちに「すみませーん。"ハー"してください」と私に言い、ドキドキしながらスーと深く息を吸ったところでダマーが「…(運転してるの)僕ですけど」と水を差した。すみませんすみませんと恐縮しながら反対側に回り込む警官。溜めた息をひっそり吐き出す私。