円を描く

チャリティ似顔絵プロジェクト、私の事務管理能力とITリテラシーの低さをよそに進行中。お客さまの目が肥えるにつれ比較も出てきて、それはプロジェクトの豊かさとも余裕ともいえると思うけど、なかなか執拗に個人のエゴに食い込んでくる。画を捨てず我を捨てるのは難しいかな?

チャリティだボランティアだと騒ぐ日々。他者を圧迫するかもという可能性、頭に入れておかねばと思いつつ、気がつけば驚くほど差し出がましく不遜になっている自分に気づく。所謂安っぽいヒロイズムで汚しそうになる。ああ、プロジェクトはグループにして良かった。みっともなく焦る心をメンバーと応援してくれてる人に救ってもらっている。被災地の人からも有り難うと言ってもらって…

コンパスの半円をおもう。遥か遠くで日々をのうのうと送っている罪悪感を、浮き足立った行動で解消しようとしてるのではないか。あるいは言い訳をしようとしてるのではないか。少なくとも、そうじゃないよと言われるのを待っているのではないか。ほんとに簡単に、一方的な共感を、受け入れてもらう事を、押し付けそうになる。

器が小さいと自分から言うのを開き直りにしないように、明日も!円は自分で描く。みんなも自分で描くように。夏は福島で湯治するぉ!どこを治すかというと、根性曲がりのところを滋味のあるお湯でまっすぐに!場所は秘湯なので鹿の参加を期待。