最近は弟も諦め顔

結果をすぐ求める…というのか、違うな、またはあまり深く考えずに行動というのか、それも違うな、友達が訪ねて嬉しくて話に夢中になり、つい手元にある一万円札を千切ってしまった話を、自分自身が好きで頼まれもしないのに繰り返し話した祖父に、わたしはよく似ている。一事が万事、と常にこの哀れな祖父は言っていたが(そして「整理整頓」と無駄に達筆で書かれた習字が道場の壁の眼の高さにあったりした。毎朝毎夕決まった時間を祖父は十畳ほどの道場内のジョギングに充てた。水族館の水槽の中に居るように規則正しく廻っていた)やっぱりわたしも孫だなあ、と思う事が頻繁にある。

祖父は駄洒落も好きで、「お前は孫だけにいつもマゴマゴしている」ともよく言っていた。そろそろその萌芽も出て来ているような気もする…ボケ…