厳しく出来ない

薄くそぎ切りした薬指は治って来た。通りでは選挙カーオバマの名前を連呼。「小浜小浜小浜をよろしく」みたいな…。さて、プログラムでは先生方も子供たちも風邪総当たり。わたしも先日から鼻風邪を引いていて、悪い事にダマーにも移してしまって申し訳ない。子供たちには相変わらずナメられているが、しめしというものをどうつければいいかわからない。確たるものがないんだなあ…教えるのに信念も無いしな。

今日から来た女子大生のインターンが、ベビーシッターの経験もあって自己紹介から子供たちへの相手の仕方から手慣れたものだ。例えばこのプログラムではまずスクールバスから降りて来た子供たちにおやつをあげて、宿題をさせたり講堂のような場所で遊ばせたりする。わたしはどちらも満足に出来ないので、ドアを開けてお迎え係とおやつ係なのだが(なんとなく)おやつも数種類「ポップコーン」「マフィン」「生野菜かフルーツ」等をまんべんなく与える。与える、というと小動物のえさみたいで面白いんだけど(不適切な表現だったら済みません)向こうは私より言語能力が上なので面倒が…いや、「上」と思うからナメられる羽目に。わたしはまず人気のポップコーンからあげてしまうのだが、前述の女子大生は先に「にんじん」を食べさせていて、感心した。にんじんを食べてくれるともちろん嬉しいんだけど、たいてい嫌いだからと断られるのを知ってるので(わたしだってマフィンとナマの人参だったらマフィンがいいよ)最近生野菜を率先して与える努力を怠っていた、反省。好き嫌い無く食べてもらうにはどうしたらいいのかな…あと、台所に入っちゃダメ、とかビシ!と言えない。みんな可愛いので「らめ〜!」といういい方になってしまう。畜生なんでそんなに可愛いんだよ、でんぐり返りしちゃうぞ!

明日は人参から。無かったらフルーツから。頑張ろー!

帰りは恒例のミーティングも無く、ボスに友達と二人で最寄り駅まで送ってもらえる。疲れも少ないので、スーパーに寄って巨大な骨付きハムを買って、野菜と一緒にコトコト煮る。コトコト煮るの、好きだ。