こだわり二種

昨日は午後から雨で、やっぱり外に出る気はかなり失せ(買い出しの為に嫌々出たけど)でも今朝は、いい風〜♪(スチャダラ風)それでもやっぱり、ちょっと寒い。プランタの草どもに水をやったダマー、そのままベランダに設置したちっさなテーブルと椅子に陣取って仕事の本を読んでいる…部屋の中から見ていると、ジャージの裾からはみ出した毛脛とつま先が小刻みに震えているのがわかる。あっという間に冷めるこだわりのコーヒー、キリマン。日差しは頻繁に移ろい、年季の入ったカラスの鳴き声に囲まれ、彼は春の寒風の中で自分の素敵を守り続ける。っていうか靴下履けばいいのに。と思いつつサッシに鍵をかけてそっと閉め出す。

朝食はそれぞれ好きなものを食べている。ダマーはたいがいシリアル。コーンフレークじゃなくて、これまたこだわりの、なんつの、ゴロゴロして歯ごたえあってミューズリーじゃない奴。ちなみに私はケロッグのコーンフロストが好き。とっても甘いから…♪でも短い人生、いろんなものを食べてみたいので、食パンがあるときにはいろいろなものをトッピングする。今朝はカッテージチーズに黒蜜をかけてみた。わたしのチョイスは「えぐい…キモい…」とダマーにいわれ続けているが、ちっともこたえないね。好きにやらせてもらうよ。

そういえば書くのを忘れていたが、昨日「ALWAYS 三丁目の夕日」を観る。CGのくどさや大げさな音楽、戯画的な演技(マンガ原作だからな)と三拍子揃い、全く懐疑的な姿勢で臨んだが、「ああっ」「くっそう」「畜生絶対…」という抵抗も空しく号泣。まだまだ甘いなあ私。堀北真希の青森弁ぐらいあまい。古本は結局売りに行き、170円。そして百円本を二冊購入して三十円のマイナス。買った本はJ・ラヒリの「停電の夜に」とR・フルガム。