褒める、について

人を褒める事がいったいに苦手だと以前にも書いたかも知れないけど、全く褒めないわけじゃない。ただ、心底いいと思わなければ言葉にならないタチなだけで…挨拶のように、社交辞令としての褒めが、どうにも受け付けられないだけで。しかし一般的には、特に女性間ではこの、息を吐くように褒めるのが人間関係を円滑に進めるためには重要みたいです。

特にお互い年齢を重ね、配偶者を介した食事やパーティ、自分から特に望んだ出会いではない場合、それはなんていうか、プロレスの技の掛け合い、相手の価値観やセンスや性格から育ち、自分に対する感情、上下のヒエラルキーまでを一瞬で作成する可能性がある。

そう思うとますます褒めたくなくなるね。試合放棄。リングにあがるまでもない。だがしかし、私の属するこの社会とはそのようなもの…仙人(この場合、原ひさ子のような状態)になるにも修行が要るわけで、日々格闘していかねばならないのだなあ…。修行じゃなくゲームだと思えばいいのかも。したら、勝ちたいも。