たったったっ
私の住んでる街は、雑貨屋とカフェと女子大生で溢れているのはいいけれど、路地が立て込んでいて、クルマを停める場所があんまりない。こないだ駅まで迎えに来てもらうとき、人が多くて面倒くさいから川沿いのいつも行ってる美容院まできて、と言われて川上から下っていったのだが、みえた!ダマーのクルマ…おーい!と笑顔で手を振りながら追いかける私を尻目に(気づかないらしく)手前でハンドルを無表情で切りどんどん下る。私も怒りのあまり角度をつけてくいっと曲がり、たったったっと尚も笑顔で追いかける。だって間違えたみたいじゃない!他にも人沢山通ってるし!こっちクルマの関係者だもの!たったったっ(川沿いを延々ランニング)クルマに到着した瞬間笑顔は仏頂面に変わったのでした。それが先日の話。
ところで、個展に来てくれた方々有り難うございました。土曜日に来てくれたタケノコの君(※カマキリは女性形容詞としていまひとつなので改称)が、「ご主人に大事にされてるんですねー」と言ってくれたので「そうですかあ( ´^益^`)」と取りあえず返答したのだ…
その後、来客のために買い出しにいかねばならずダイエーで待ち合わせした私たち。パーキング出口下を指定するも強風で少し軒先に隠れる私をすいーっと通り過ぎる。手を振りながら追いかける私。手を振るのは特に必要ないが、アピールで…あと笑顔も…パーキング下にいったん停まるも、後ろから別のクルマが来て、またスロースタート。たったったっ。角に来たら停まるかな?…ったったった…このままダイエーの周りを一周するのだろうかと思った頃私の笑顔は消え、
「ご主人に大事にされてるんですねー」
というセリフも風に消え…いや不必要にバックして…エコーが…