エヴァ→田園に死す→幕末太陽傳

東京、往きはコクーン型二列高級バス+スパ付きプランにした。帰りは取れなくて、普通の四列。ちょっと心配になったが差を感じるのにはこれがベスト!レッツエンジョイと思ったが、意外なほど違ってて、昨日はぐったりとして夕食ははるばる新潟から帰って来たダマーに総菜を買って来てもらう始末。

一日目は六時前に西口に着いて、ガード下を通ってアルタからスパのある歌舞伎町へ。しばらく東口に立ち尽くす。明けて間もない歓楽街の寂しさには、侘しさだけでなく切なさが渾然一体となっている。「田園に死す(※)」のラストシーンは、エヴァ最終回にも匹敵する衝撃だった。それまで積み上げて来たもの、歴史、感情、想いなど、全てが灰燼に帰す瞬間でもあり、またその灰燼はフェニックスの灰であり、観客は冷たい入れ子に吹き抜ける風を外からただ呆然と眺めているのだ、否、灰を巻き込んで吹き上げる、いっそ爽快だ。

(※)寺山修司は「幕末太陽傳」に影響を受けたといっており、そして、庵野秀明は「幕末太陽傳」をやりたかったと語っている。そうです。じゃ、私の感じた事は遠からずだったのね^^というか、興味湧いて来たよ、なんなのこのタイミング。ググったらもうすぐデジタル修復版で再上映されるらしい。やったじゃん
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