制作日誌

一進一退。一部は良くなった気がしても、そのストロークの余波がまた一部を台無しにしてる…気がする。ホントに綺麗なのは只のキャンバスなのではないか…美大居たときはスタジオが窓側で、窓に向かってイーゼルを立てていたが、友達が「a!なんて綺麗なの…」と私のキャンバスに見蕩れていた。それは買って来たばかりの真っ白のもので、透過光が複雑な色彩を生み出し更に嫌らしいまでに神々しかった。別な友達が「今よ!今なぞってそれを描きなさい」と言って来たのを薄ら笑いでシカト。