伏魔殿

ちょっと前から書棚を買ったりいろいろ整理してたので、スタートはそんなに大変じゃなかった。軽い掃除とツリー等のデコ、飲み物はワインとオレンジジュース、サングリア、料理は鉄板のたらこパスタに今回はかぼちゃのサラダ+コールスロー、買って来たローストビーフ、チョコフォンデュ、ベランダに極寒キムチ鍋を準備。あと粉から手作りピザの為にソースを作った。持って来てくれたものは、缶チューハイなどの飲み物、ケンタ、唐揚げ、コロッケ、…若いというんは揚げ物が好きだな…、あとダマーの為にケーキとプレゼントを。

途中までは和やかな感じで進んだと思うのだが、アルコール度が高まると、家主がまずキムチ鍋をひっくり返し、牛柄のポンチョを着た学生が四つん這いで他の学生を載せて這い回り、あるものは伸びてしまい、女子学生は軽やかに帰り、残ったものはシンデレラタイムを過ぎてもゾンビのように干涸びたケンタを食べたりしてようよう帰っていくのだった。その後鍋にかろうじて残った汁にインスタントラーメンを入れてジャンクの妙味とか言って深夜三時に食べちゃったりして、寝る前に鏡を見ると化粧の剥げかけた右眉の上にチョコレートの飛沫がかかっているのを発見した。その後食べちゃう…じゃなくて拭き取った。