ガッツだぜ！
母親と電話で話してて、「こないだひとに、初対面の時からガッツあるな、って思ってたんですよって言われた。そのときね、思い出したのは小学校二年生の夏の遠足。近くのスキー場に行って昼食後、ゆるい崖みたいの登って遊んでたら、上から巨体の男の子がずりずりと真っすぐ滑り落ちてきて、私は瞬間的に自分の頭でその子のおっきいお尻を支えたのね。蔓をしっかり掴んで踏ん張って。当時はヒョロヒョロした小柄の虚弱児だったけど、馬鹿力って出るもんだなーって…。それが自分の、あるとすればガッツ？を初めて意識したときかな…、
…まあね、二人で落ちていってもかすり傷で済んだと思うし、その男の子は有り難うとも言わず憤然と上に登っていってしまったし。」と言ったら「格好良く避けて見送るということは出来なかったのか」と母はため息をついた。
というわけで、私は今でも華麗なスルーというのがヘッタクソです。
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ツレと二人展します。春日野道駅から徒歩十分の「はるひ」で十月四日から。
