ボヒ

茶色または黒のアイツ、というと世間一般にはGB(ギターブックではない)を指すようだが、私の半径三メートル以内ではそれはイノシシを指す。昨年まではマンション付近から住宅街、駅付近の川沿いによく出没して周囲に恐れられていたが、今年は専ら川沿いしかも橋の下でしか見かけない。

「どうしてかなー」と言ったらダマーが「橋の下の方が安全ボヒ、と思ったから」と代弁してくれたのだが、「ボヒ」というのは(所謂ブタの)「ブヒ」からちょっとひねった表現と思われ、英語で言えば「Boar」だし、あの強面の外見に如何にも沿うようなチョイスにも思われ、なんともやっぱり言語を研究する人だなーと感心した次第。アホか。