まだらの

やっと読み終わったよ、初めての大江健三郎!だんだん色が濃くなって来て、霧が晴れ、クライマックス(と思われる箇所)では私は思わず泣いてしまったのです。

ほんと、こういう機会がなかったら手に取る事はなかった。書きたい事は既にあって、その手段を探しながら言葉にしている、著者自身も手探りで、でも、章立てしてからとかまとまったらじゃなくて、都度都度に確実に文字にしている印象。大変な労力をかけている。自分の表現したい事にとても誠実だと感じた。

感想を今回はメモじゃなくて私もリアクションとして作品にしたいと思ってるけど、それは絵じゃない。メモでもなく絵でもなく、じゃあ何か?