混沌のコミュニケーション

雨。韓国の人はこんな日はチヂミを焼くという。私はまずいホットケーキを焼いた。卵の真価を知る為に卵なしバージョンにしてみたのだ。これには、先日自宅で独りキャベツ焼きを作る際に卵抜きにしてみてそんなに違和感無かったので決行したという下地?がある。しかし、ソースとマヨをふんだんにかけて賞味した結果なので意味が無かったかも知れない。

考えを表すのに、書き記すのにはどんな順序があるんだろうか。頭の中にガラクタだらけの屋根裏部屋がある。乱雑に置かれた中からミミの取れたぬいぐるみを思いつきで取る。階段を下りる途中で落ちていた手紙を拾う。階下のテーブルで、さてこれをどう組み合わせてひとつにするか、と考える。足場が必要かと思う。或いは考えないままにキーを叩く。起承転結をつけようとするも飽きてくる…ひとつにしなくてもいいじゃん、論理的な文章はそもそもガラクタではなくキャビネットの中にファイリングされているのだ、という気もしてくる。

Aのプロフィール写真に「you look severe like Russian Winter.」とコメントしたら「i'll take that as a compliment.」と答えがあった。私の英語はおかしい。でも、おかしいとA以外に言われたら無粋だと思う。それが私のコミュニケーションにおけるファンタジーなのだな。

<失われた祖父シリーズ4>

道場四隅の視点にあたる位置に目印を付けて朝夕三十分ジョギングしていた