私のシャーロック・ホームズ

今日は映画のサービスディだったんでぃ。で、はしごしたの。「シャーロック・ホームズ」と「マイレージ・マイライフ」。どっちもとっても良かったけど、今宵は私がかつて腐った女の子だったということを思い出させてくれたシャーロック・ホームズについて少し。当時中学生だったけど、「小林司東山あかね先生は神!(日本シャーロック・ホームズ・クラブを創立)」とか思ってたね…小遣いで「シャーロック・ホームズ--ガス灯に浮かぶその生涯」等研究書を買って雑学をしこたま詰め込んで、勿論二次元表現にも励んだ。この頃の私の記憶力も神!ジャンプの柱も覚えている。翻訳がわりとストレートで、悪態をつく男に向かって「君は横ではなく立ったまま退場することになりそうだね」なんてホームズが言っていた事も。でも、セーシュンてムダの集大成だよね!

…映画見てて、危機一髪のときに、「ああ!ホームズ!そこはアイリーンじゃなくてワトソンでしょっ」と叫びそうになった私は一瞬だけ、ちょっぴり腐っていたあの頃に戻っていたんだよねぇ。腐女子だけの意味じゃなくて、理不尽に思える事が沢山あって、それを自力で解決出来ず、将来も解決出来る見通しも立てられず、腐っていたあの頃。等ぺらぺらと帰りに喋り続けている私のそばでダマーはガラス玉のような瞳で前方を見つめていた。