カマンカマン ガマンガマン

アメリカはかつて人種のるつぼと言われていたが、現在はサラダボウルと称している。ひとつのボウルに混ざっているけど各々の色や味は独立して溶け合う事は無いから。でも、おいしいサラダとして成立する事を目指して互いに認め合っているのね。

転じて個人の人格について応用してみると、私の性格はバラバラで統一性が無く、各色見た目が地味なのに尖った味がひょっこりと顔を出す。この色苦い…自分でも驚きました、みたいな。しかもわりと量も入ってる。よくよく混ぜないとイカン。っていうかボウルに入れて即混ぜぬうちに供しようとするばかりじゃなく、人様のボウルに何が入ってるか知りたがり、ドレッシングの成分を知りたがり、あまつさえ味見をしたがる。一口でいいから、と。

けど、許しを得るまでは手を出しちゃダメなのよね。こちらもきちんと洗って水気を取って、下準備をちゃんとしないとイカン。その先にはもっと美味しいレシピがある筈と思うといてもたっても居られないのだが、この行儀の悪さが猫を殺さないように祈るばかり。着席せよ。ナプキンを膝にかけろ。(と、自分に言い聞かせる)私にはフグを食べて死んだ先祖ばかりじゃない筈。たぶん。…いやどうだろう、自信無いなー (*´σー`)エヘヘ とりあえずしばらく混ぜときます。大豆が納豆になるまで。