マンディ・ムーアとステージってやつを

昨晩は友達のグループ展にて旧交をちょっぴし温めたあとダマーが好きなマンディ・ムーア(25ドル)のコンサートへ。寒い。(これから寒い日は寒いと積極的に書いとこ)小さな咳が出る。このライブハウスは中堅どころが来る。わたしに中堅と言われるのもアレだが…だが、日本人アーティストの海外興行だったら過去ドリカム(10ドル)とかPuffy(20ドル)くらいのレベル。ドリカムとPuffyのチケットの値段の差をその時期に合わせて妄想するのはちょっと面白い。

マンディ・ムーアは芳紀23歳。ブリトニーとかアギレラと同期。ブリちゃんが輝かしい栄光を経て現在かなり辛い目に遭っているのに比べて彼女は金髪を止め地毛にし、映画などにも何度か出て、最近はダイアン・キートンとも共演、地味ながらしっかりと活動しているイメージ。

私は音楽にもその業界にも疎くて、ライブハウスもどう説明したらいいのかわからないけど、ここは百人ほど収容出来そうなアリーナに数席の中二階的桟敷席、三階にパブカウンターがある構成。三階から覗き込んでいたら、右側のVIP桟敷席にマンディ・ムーアが恐らく家族と、前座に引き続き二番目の出演者レイチェル・ヤマガタをリズムを取りながら熱心にみていた。ダマーによると友達同士らしい。

レイチェル・ヤマガタ知名度はまだまだだろうが、とてもいい。アンジェラ・アキとどう違うんだろうな?とノラ・ジョーンズの顔を思い浮かべながら聴いた。分つものはどこかしら、と、わたしはいつもこんなふうに乱暴に、勝手に並べる。マンディ・ムーアはステージに背を向けて自分を撮り続けるオタクを演奏中のレイチェルをみるよう手で促していた。見えなかったけどおそらくやや引きつり気味のその顔はとても素敵だったと思う。