翼の折れてないエンジェル

一昨日は、相変わらず可愛いりさたん仮名と初叡山電車にて鞍馬山まで。天狗づくし。貴船神社までの道を息を切らしながらおしゃべりして歩き通す。いわゆる女同士のはなしと汗でドロドロになりながら辿り着いて遅いお昼。りさたんは名物の鮎茶漬け、わたしはきんしうなぎ。菌糸じゃないよ金糸。卵焼きが載ってるの。りさたんは院で師弟の関係性について研究しているのだが、もっとそのはなしを聞きたかった。ひとはどうやったらオビワンケノービになれるのか。阿闍梨餅をお土産に買って帰宅。

昨日は臨時で、伊丹で対子供ワークショップのアシスタント。TOMMYさんの「世界に一つだけの自分の帽子を作ろう」で、予め用意しておいた麦わら帽子におもいおもいの飾り付けをする。満員御礼で、マルコメから考え深い女子高学年の年齢まで様々な顔ぶれ、たまに大人付き。やったことは、ま、針金で止めてあげたり「これはなかなかゴージャスですな」と褒めたり。ペンチの使い方を忘れて先っぽのギリギリするところで針金を切ろうとしてママに「刃のあるところは奥ですよ」と教えられる…(お前はほんとにアシスタントか)みんな積極的で楽しそう、そして出来上がったものが面白くて…子供のためのワークショップ、何度か見聞きしていたけど、お手伝いするのは初めて。得意そうに見せにくる子供は愛らしくて、とっても楽しかった。子供が居ないことを特に気にもしていなかったし、これから持つのかもわからないが、いやはや、可愛いもんですな。でもこの気持ちが母性か友愛かもわからない。その後ココルームに炊飯器を持っていって帰宅。あ、両面テープの使い方も忘れてて、孫のために懸命に剥がそうとしているおばあさんに「どれどれ」と上からびっちりと押さえてあげたのを今思い出して鬱…しかもお礼まで言われたのだった。ごめんなさい。

そうそう、帰りの環状線で、内回りと外回りがすれ違う際に、一瞬止まった。マルコメが二人窓から外を見ていたのと目が合い、しばし硬直したのだが、向こうからにっこり笑って手を振った。私も振りかえして、そういうのなんか疲れが取れますよね…ありがとうマルコメよ。

明日から10日間ロング帰省します。