心配かけてゴメン。なおたよ

腹痛だが、一夜明けて次第に回復し、土曜日の夜はダマーと京都けあげのギャラリー、スペース虹へ出かけることが出来ました。各位ご心配おかけしました。伊達伸明さんの個展及び対談を見に行く予定を敢行したのだが、このヒトは取り壊される家屋をリサーチし、その一部分を使ってウクレレを作る。その建物や人々の記憶、恐らく感情も…が表出された楽器を我々の前で実際に鳴らしてみせてくれた。その名も「建築物ウクレレ化保存計画」(雨森信さんのインタビューhttp://www.log-osaka.jp/movement/vol.1/amenomori/ame_vol1_1.html)という。出来上がったウクレレはアーティストの保管に依らず発注者に手渡される。伊達さんに残るのは写真と制作にまつわる記憶だけ。美術品の所有、ゲージュツの定義、ゲージュツ品の価値について考える。

今日の夜もラストイベントになるからってフェスゲに出かけようと思っていたが、少し考え方を改め、静養を兼ねて週末のアートフリマに備えたいと思う。準備もあるし落ち着きを取り戻したい(そんなもの、私にあるとすればだが)イノシシかブルドーザーみたいに闇雲に突進するのって自分にも周りにもヨクナイ。オウンゴールってケース、わたしの人生に満ちあふれている。