漠然と花見

昨日は午後から遅刻しつつダマーの知人の書籍整理の手伝い。故人だが…まだ若いのに、気の毒なことだ。可愛かった子供の頃の写真とかを横目にしかし、段ボール二つと袋二つをありがたく戴く。生きて行くってそういうことかも、と思う。昔読んだ「ミツバチマーヤの冒険」で、スズメバチとの闘いに傷つき死んだ仲間を葬って、でも、すぐ働き蜂は女王と次世代のために蜜を集めに行くのだ。帰りがけにマンションの入り口に鳩の死骸を発見、自分の想念と比較しながら、J・アーヴィングの作品について考える。そういえば「ガープの世界」ももらったのだ。しかも「上」だけ。